既存ブログやホームページへのWordPress導入方法と3つのメリットとは?


既存ブログやホームページへのWordPress導入方法と3つのメリットとは?

世界中のWebサイトにおいて、4分の1ものシェアを誇るCMS(コンテンツ管理システム)であるWordPress。既存のブログやホームページを持っているかたの中には、これからWordPressに移行したいと考えているかたもいるのではないでしょうか?

そこで今回は、既存サイトからWordPressへ移行するメリット・デメリットとその方法をまとめました。

image

目次
  1. WordPressに移行するメリット
  2. 簡単にデザインの整ったサイトを作れる
  3. SEOに適した構造
  4. カスタマイズが自由
  5. WordPressに移行するデメリット
  6. HTML/CSSの知識が必要な場合がある
  7. ハッキングされる可能性がある
  8. WordPressを導入する方法
  9. 必ずバックアップをとる
  10. サイトをWordPressへ移行する
  11. WordPressと他のCMSを比較
  12. まとめ

WordPressに移行するメリット

image

まずはメリットを3つご紹介していきましょう。

簡単にデザインの整ったサイトを作れる

WordPressには以下のように「テーマ」というサイトの着せ替えがあります。

image

そのため、自分で1からデザインをしなくても、すぐにオシャレなサイトを作ることが可能です。

有料のテーマもありますが、無料でありながらデザインと機能性を兼ね備えたものもあるところにも、WordPressの魅力を感じますね。

SEOに適した構造

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。簡単に言ってしまえば、SEOとは「検索エンジンから正しい評価を得るために、Webサイトを最適化すること」です。

SEOによって、自分のサイトを検索エンジンに正しく理解してもらい、ある検索キーワードにおいて適切な順位に登場させることができます。そしてWordPressは「SEOに適した構造」をしているのです。

WordPress自体にはSEO効果はありません。しかし、SEOに適したテーマやプラグインを導入することで、初心者でも簡単に「検索エンジンに正しく評価されるサイト作り」をすることができます。

カスタマイズが自由

「サイトの着せ替え」であるテーマを導入することで、自分の思い通りのサイトにカスタマイズすることができるのもメリットですね。

また、「サイトの機能拡張」であるプラグインを導入すれば様々な機能を簡単に実装することが可能です。たとえば、お問い合わせフォームだったり、記事下に関連記事を表示させたりなど、コードを書いて実装するとなるとハードルが高いことも、プラグインなら簡単に実現できます。

WordPressに移行するデメリット

image 様々なメリットがあるWordPressですが、当然デメリットもあります。

HTML/CSSの知識が必要な場合がある

テーマを使って簡単に様々なデザインをほどこすことができるWordPressですが、自分の思った通りのサイトにしたいと考えると、どうしてもHTML/CSSの知識が必要になる場合があります。

カスタマイズの自由度が高いことが魅力のWordPressですが、自由にデザインを変更するためには知識がないといけません。

ハッキングされる可能性がある

先述の通り、WordPressは世界中で使われています。そしてWordPressのログイン画面は、全てのWordPressサイトで共通のつくりです。それゆえに、世界中のハッカーから狙われるというデメリットがどうしてもついてまわります。

ハッキングされると、サイト内容を改ざんされたり、ウイルスを仕込まれたりする可能性も。事前にしっかりセキュリティ対策をしていれば問題ありません。

WordPressを導入する方法

image では、ここからは実際に既存ホームページへWordPressを組み込む方法を説明します。

必ずバックアップをとる

はじめに必ず元のサイトのバックアップを取ることを忘れないでいてください。もしものときにバックアップデータがあれば、すぐに元の状態へ戻すことが可能です。

ついつい「めんどくさい…」と思ってバックアップを取りたくないかもしれませんが、万が一のためにデータはしっかりとっておきましょう。

FileZillaなどのFTPソフトを使用して、契約中のサーバーからホームページデータをダウンロードしましょう。

サイトをWordPressへ移行する

まず、既存のサイトの下階層に「wp」フォルダを作成し、そこにWordPressをインストールします。WordPressパッケージのダウンロードはhttps://ja.wordpress.org/より行います。

次はテーマの編集、記事の投稿を行っていきます。その際、WordPressに必要な「index.php」「.htaccess」といったファイルを移動することが必要です。これらのファイルは、先程作成した「wp」フォルダの中ではなく、既存サイトの直下に置きましょう。

例えば、既存ホームページのURLが◯◯◯.jpであれば、「wp」フォルダは◯◯◯.jp/wpのように設置し、phpファイル、htaccessファイルなどは◯◯◯.jp/index.php、◯◯◯.jp/.htaccessというように置く必要があります。このとき、フォルダの構造が変わっているので、phpファイル内のパス(URL)の修正も行いましょう。

ここまでの作業が完了したら、既存ホームページのhtmlなどを削除し「wp」フォルダのファイルを移動させます。その後、URLの書き換えをプラグインやツールを使用して行い、データベースを書き換えてください。

すべてができましたら、FTP(ファイル転送のソフト)を使ってサーバーへアップロードをします。

WordPressのファイルは非常に数が多く、容量も他のサイトと比べて多くなることが多いです。エラーが出ることもあるので、作業途中で停止しないよう、慎重に更新をしてください。

WordPressと他のCMSを比較

WordPressと並ぶほどメジャーなのは、DrupalというCMSです。

Drupalの場合、高度な機能かつ高速なサイトを作り出せる一方、専門の知識が必要になります。それに対してWordPressは学習コストが比較的低く、情報も豊富です。ただし、Webページのロードが遅くなりがちで、ハッカーに狙われやすいです。

WordPressは手軽で情報量が多く、かつ自由度が高いので、初心者が扱うのであればWordPressがベターな選択と言えそうです。

一流デザイナーのスキルが身に付く

無料カウンセリングはこちら

まとめ

image 既存のサイトにWordPressをインストールする方法をまとめました。

データを直接触る作業もあるため、ふとした手違いで大事なデータがなくなってしまうときもあります。そのため、必ずバックアップをとって万全の体制で望むようにしてください。

image


関連記事

黒田剛司
この記事を書いた人
黒田剛司
まずは7日間お試し!人気プログラミング講座を無料公開中
オンライン・プログラミングレッスンNo.1のCodeCamp